9:00
担当の医療機関に出勤
その日のスケジュールと必要物品等の確認、急ぎのメールなどに対応します。その後、被験者さんとの待ち合わせ場所へ向かいます。
9:30
被験者さん来院
本日は診察前に採血などの検査があるため、被験者さんと待ち合わせし、その後検査にご案内します。
診察の予約時間に合わせて採血などの結果が間に合うように、待ち合わせ時間を設定します。
ここで異常値が出た場合、治験薬を中止・減量したりすることもあるため、検査結果を事前に確認し、診察時に先生にお伝えしていきます。
診察の予約時間に合わせて採血などの結果が間に合うように、待ち合わせ時間を設定します。
ここで異常値が出た場合、治験薬を中止・減量したりすることもあるため、検査結果を事前に確認し、診察時に先生にお伝えしていきます。
また、検査の待ち時間に、被験者さんから「薬はきちんと飲めていたか、体調に変化はなかったか」など聞き取りを行います。同じ質問をしても被験者さんによって、お答えの内容や量が異なってきますので、質問の仕方を変えながら体調について詳しく伺っていきます。次回のスケジュールもこのとき確認し、診察時予約を入れられるよう準備しておきます。
10:30
診察
検査結果が出たら、診察となります。順番が来たら、被験者さんと診察室に入り、先生と被験者さんのやり取りを聞きます。
先ほど被験者さんから聞き取ったお話しで、先生に伝えきれないこともあるため、CRCから先生に伝えることもあります。
診察の最後に、先生に、次回の診察や検査の予約もお願いします。先生によっては、CRCが診察室に入らず、メモで予約などお願いすることもあります。
先ほど被験者さんから聞き取ったお話しで、先生に伝えきれないこともあるため、CRCから先生に伝えることもあります。
診察の最後に、先生に、次回の診察や検査の予約もお願いします。先生によっては、CRCが診察室に入らず、メモで予約などお願いすることもあります。
11:00
診察終了後
お会計をして、治験薬を受け取って被験者さんは帰宅されます(調剤に時間がかかるため、待ち時間が長くなる場合もあります)。治験では会計も通常の診療と異なるため、会計にもCRCが同行することが多いです。また、治験薬を受け取った後、必要に応じて飲み方の説明や薬の管理の仕方などお伝えします。
治験薬だけではく、他の薬についても聞かれることがありますので、何を飲んでいるか把握しておく必要があります。
治験薬だけではく、他の薬についても聞かれることがありますので、何を飲んでいるか把握しておく必要があります。
12:30
休憩
※検査や診察の状況によって、遅くなる場合もあります。
13:30
被験者さん帰宅後
治験カルテ(ワークシート)整理、症例報告書の作成、次回の来院準備、検体回収の対応、モニターさんへメール送信、打合せなどを行います。
CRCのお仕事は、デスクワークが多いですが、正確性が重視される大事な業務です。
CRCのお仕事は、デスクワークが多いですが、正確性が重視される大事な業務です。
15:00
カルテスクリーニング
組み入れが続いている治験の候補者を挙げるため、先生の許可の下、カルテスクリーニングを実施します。
治験に参加できる可能性があるかどうか、プロトコルと照らし合わせ確認していきます。同じ対象疾患で、複数治験を実施している場合は、複数のプロトコルに対して、同時にカルテスクリーニングを実施します。
カルテスクリーニングはカルテの隅々まで見る必要があり、集中力が必要で大変な作業です。
ただ、ここで見落としがあると患者さんが参加してくださった後に、参加基準を満たしていなかった・・・となる可能性がありますので十分注意して行っています。
治験によってスクリーニングの方法もさまざまで、先生が候補の方を紹介してくださる場合や全予約患者さんから探していく場合などがあります。
治験に参加できる可能性があるかどうか、プロトコルと照らし合わせ確認していきます。同じ対象疾患で、複数治験を実施している場合は、複数のプロトコルに対して、同時にカルテスクリーニングを実施します。
カルテスクリーニングはカルテの隅々まで見る必要があり、集中力が必要で大変な作業です。
ただ、ここで見落としがあると患者さんが参加してくださった後に、参加基準を満たしていなかった・・・となる可能性がありますので十分注意して行っています。
治験によってスクリーニングの方法もさまざまで、先生が候補の方を紹介してくださる場合や全予約患者さんから探していく場合などがあります。
17:00
治験担当医師との打合せ
本日来院した被験者さんについて確認したり、書類や検査結果を確認していただき署名をもらったりします。
また、カルテスクリーニングの結果、治験の候補となる患者さんがいた場合、参加基準の確認をしていただきます。
治験を円滑に進める上で、医師とのコミュニケーションは非常に大切です。
また、カルテスクリーニングの結果、治験の候補となる患者さんがいた場合、参加基準の確認をしていただきます。
治験を円滑に進める上で、医師とのコミュニケーションは非常に大切です。